動物園の人気者パンダ。
ゴロゴロしてる動物に癒されるってなんだか不思議な気持ちになりますが、
今回は、ベタにパンダの魅力と会う事が出来る国内の動物園を紹介します。
ジャイアントパンダの基本情報
大きさ:120〜150cm・体重100kg前後
寿命:20年
生息地:中国(甘粛省・四川省・陝西省)の高地
ジャイアントパンダの生態・特徴
実は見た目の愛らしさより、知れば知るほど変わった動物なのです。
もう少し特徴を掘り下げてみましょう。
何を食べているの?
パンダはクマ科の動物です。
そう言われれば、フォルムは大体クマですよね。
しかし、
自然下で小型の哺乳類や魚を食べる事もあり、クマ本来の肉食の特徴も僅かながら残している様相もありますが、とても稀です。
気候の変動や、より強い動物に追われ、高地へと逃げてきたパンダは、竹林で生きていけるように竹を食べられる身体へと変わっていきました。
中国の飼育下のパンダは、竹以外に肉や野菜も食べていることから、生きていくためにやむなく竹を食べられる身体にはなったものの、好んで竹を食べているわけではないのかもしれませんね。
他のクマとは異なる手
パンダが笹の葉を食べている場面を想像して欲しいのですが、パンダって器用に手で掴んで食べていませんか?
これには秘密があります。
他のクマは本来構造上手で物を掴む事は出来ません。
しかしパンダには手首辺りに出っ張った骨があり、
この指のような骨の事を、「第六の指」なんて呼んだりもしています。
歯と体内環境
少し上でも触れましたが、竹を食べてはいるものの、
歯もそうです。
パンダの口元を思い出してみてください。
草食動物は植物を口の中ですり潰さないといけませんし、さらに牛のように反芻して食べているわけではありません。
草食動物でもないパンダが、竹だけであの巨体を維持している事はとても不思議なことなのです。
竹を分解できるだけの細菌は消化管に宿しているのですが、
食べてはゴロゴロ、食べてはゴロゴロには意味があったのです。
レッサーパンダとジャイアントパンダ、パンダといえばどっち?
毎年3月11日が「パンダ発見の日」なのですが、1869年 (明治2年) 3月11日にフランス人宣教師のアルマン・ダヴィッド氏が中国を訪れた際に、地元の猟師が持っていた白と黒の毛皮を発見した事で、一気に世界中でパンダが認知されました。
毛皮を持っていた地元の猟師からしてみたら、もうずっと認知している動物に何を言っているんだって話ですよね。
この「パンダ」という単語、
白と黒のパンダが後に発見され、パンダは“レッサーパンダ”と名前が付けられ、白と黒のパンダには“ジャイアントパンダ”と名前が付けられ、何故かパンダと言ったらジャイアントパンダを指すようになりました。
人間の食生活とパンダの食生活
そこから農耕が始まりました。
これにより、穀物を主食とし短時間でエネルギーが摂取できるようになり、余った時間で様々な事が出来るようになり、ついには地球上で一番やる事が多い生き物となりました。
上述したように、パンダも元々食べないものを食べ始めたという部分では似ていますよね。
ここで思うのですが、人間も食べて寝てで1日が終わるような生き方もあったのではないかなと思います。
どっちがいいかは分かりませんが…。
パンダに会える動物園
そんなパンダに会える動物園と言えば、
時々ニュースでも話題になる、「シャンシャン(香香)」がいる恩賜上野動物園ですか?
私の住む関西では、もちろんシャンシャンも可愛いと思いますが、
上野動物園と比べても、圧倒的にオススメ出来るパンダ好きの聖地です。
現在アドベンチャーワールドにて飼育されているパンダは6頭で、2018年8月に生まれた子パンダも気になるところですね。
そして今までに生まれたパンダの赤ちゃんが17頭という数、それを可能にした永明というスーパーパンダの存在もこの動物園にとっては大きいですよね。
次にオススメなのは神戸市立王子動物園です。
現在、神戸市立王子動物園で飼育されているパンダは1頭だけなのですが、この動物園、
でも、オカピも見たいとなると、やっぱり恩賜上野動物園!
…うーん、どこもいい動物園ですね。
恩賜上野動物園
アドベンチャーワールド
神戸市立王子動物園
まとめ
まとめると、
という事ですね。
あのゴロゴロしてる姿にも意味があるっていうのもまたいいですよね。