毒を持つイチゴヤドクガエルは地域変異が多い綺麗なカエル

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イチゴヤドクガエルのイラスト
地球上には様々な種類の綺麗な生き物が存在します。
中でもヤドクガエル属に分類されるカエルはとても綺麗な見た目で、水族館や動物園でも見惚れてしまいますよね。
今回は、そんなヤドクガエルの中でも小型のイチゴヤドクガエルを紹介します!

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生態

大きさ:2〜2.5cm
寿命:3〜10年ぐらい
生息地:コスタリカ・ニカラグア・パナマ西部

イチゴヤドクガエルの特徴

イチゴヤドクガエルは、やはりその見た目から毒を持ったカエルです。

後述しますが、同じイチゴヤドクガエルでも体色の差が多いのも特徴の一つです。
基本的な色は、私がイラストでも描いた赤いボディに青い四肢で、青いジーンズを履いているように見える為、ブルージーンなんて呼ばれています。
繁殖形態は卵生で、落ち葉の下にまずオスが精子を出し、その上にメスが卵を産みます。
そして、子育てには意外と熱心で、孵化した幼生をメスが背中に乗せて水場に運びます。
この背中に幼生や卵を乗せて運ぶカエル自体は珍しくは無いのですが、その後、

幼生に無精卵を産んで餌として与えるという少し変わった特徴があります。

餌と毒の関係

前項でも少し触れましたがイチゴヤドクガエルは、その鮮やかな見た目が特徴的ですが、毒を持つカエルです。
名前の“ヤドクガエル”も漢字で書くと“矢毒蛙”です。
矢に塗る毒になるような毒を出しているわけですね。
イチゴヤドクガエルはプリミオトキシンという毒を持っています。
そして、このイチゴヤドクガエルは餌として小型の昆虫やダニを食べているのですが、パナマに棲むダニにこのプリミオトキシンが含まれている事が発見された為、イチゴヤドクガエルは食物から毒を摂取し、体内に蓄積していると考えられています。

地域による体色の個体差

上の方でもサラッとお知らせしましたが、同じイチゴヤドクガエルでも体色の個体変異・地域変異が大きく、

15〜30ものパターンがあるとされています。

私がまだ成人する以前の話になりますが、チョコエッグによる食玩ブームの時代があり、当時発売されたチョコQ動物奇想天外(多分そんな名称…)という商品のシークレットでも登場しました。
その商品でも、基本的な赤と青の体色の[コスタリカ]緑色に黒いブチ模様の[コロン島]赤に黒いブチ模様の[バスティメントス島]と、3種類の体色のイチゴヤドクガエルが用意されていました。
当時の私は、ブルージーンのイチゴヤドクガエルが欲しかったのですが、食玩に手を出すには若すぎたと言いますか、やはりちょっと買っただけでは出てくれませんでしたね…。
今なら間違い無く大人買いしているでしょう。
少し話が脱線しましたが、そんなにも個体差があるので、別の種類とされていた事もあるようです。

ペットとして飼うには…

ヤドクガエル属のカエルはその見た目からペットとして人気があります。
しかし、どの種類も飼育が難しいです。
まずは自然環境に出来るだけ近いビバリウム環境を作り、熱帯の湿度と温度に管理しなくてはいけません。
さらに、イチゴヤドクガエルは、飼育下での繁殖が難しく、流通している個体が自然下で捕獲されたものが多くなります。
上述しましたように、自然下で餌を摂取している為、確実に毒を持っていますので、粘膜に触れない限りそこまで慎重にならなくてもいいのかもしれませんが、心配がつきまといますよね。

まとめ

とても綺麗な見た目のイチゴヤドクガエル。
別の種類と間違えるほど、体色のパターンはとても多いです。
ペットとしても飼えますが、その特殊な繁殖形態から飼育下での繁殖が確立されておらず、流通している個体は野生の個体になります。

毒をしっかりと持っている為、ペットとして迎えいれる際は、取り扱いに細心の注意を払って下さい。
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