英語で“March”和風名月で“弥生”、3月の語源と代表的な年中行事

英語で“March”和風名月で“弥生”、3月の語源と代表的な年中行事


3月はグレゴリオ暦で年の3番目の月で31日あります。
春に入る月ですが、まだまだ肌寒さが残る月ですね。
英語では“March”、日本では別名“弥生”と呼ばれる3月ですが、今回の記事ではこの2つの語源と、3月の代表的な年中行事を紹介したしと思います。

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英語で3月(March)の語源

古代ローマ暦で最初の月“March” は、農業と戦争の神「Mars(マルス)」が語源と言われています。
3月は風が吹き荒れることが多かったので、軍神マルスの月だとされた。
という説があります。

和風名月で3月(弥生)の語源

日本では旧暦の3月を“弥生(やよい)”と呼び、現在でも新暦3月の別名としても用います。
そんな3月を表す弥生ですが、草木が生い茂り、成長していく月という意味合いがあります。
弥生の「弥」には「ますます」という意味があり、「生」という字と合わせて意味合いを持たせたことが、弥生の語源と言われています。
今私たちが使用している暦の上では、まだ寒さが残り実感が湧かないかもしれませんが、旧暦の3月とは新暦の3月下旬から5月上旬に当たるので、上記のイメージにピッタリですよね。

3月の主な年中行事

主な3月の年中行事を以下まとめました。

3月3日:雛まつり


日本において、女子の健やかな成長を祈る節句の年中行事で、ひな人形に桜や橘、桃の花など木々の飾り、雛あられや菱餅などを供え、白酒やちらし寿司などの飲食を楽しむ節句祭りです。

3月8日:国際女性デー


英語で“IWD; International Women’s Day”と言い、1910年にデンマークのコペンハーゲンで行なわれた国際社会主義者会議で「女性の政治的自由と平等のためにたたかう」記念の日とするよう提唱したことから始まった記念日の一つです。

3月13日:東大寺二月堂お水取り


二月堂本尊の十一面観音に対して自らの過ちを懺悔し、国家の安定繁栄と万民の幸福を祈願する法要で、新暦の3月1日から14日まで行われています。

3月14日:ホワイトデー


バレンタインデーにチョコレートなどをもらった男性が、そのお返しとしてプレゼントを女性へ贈る日とされています。

3月17日:聖パトリックの祝日(アイルランドなど)


アイルランドにキリスト教を広めた聖パトリックの命日で、カトリックの祭日、アイルランド共和国の祝祭日です。

春分の3日前(3月17日ごろ):彼岸入り

日本の雑節の一つで、春分・秋分を中日とし、前後各3日を合わせた各7日間を彼岸と言います。

3月21日ごろ:春分の日

日本の国民の祝日の一つ。
天文観測による春分が起こる春分日が休日とされています。

3月22日から4月25日の間の日曜(日付不定):復活祭(キリスト教文化圏の各国)


十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目に復活したことを記念・記憶する、キリスト教において最も重要な祭です。
主に4月が該当するため、3月になるのは数年に1度。
国や地域によっては、聖金曜日(直前の金曜)やイースター・マンデー(直後の月曜)、もしくはその両方が祝日となります。

まとめ

3月の語源と主な年中行事を紹介しました。
3月の星座は、20日までが魚座で、21日からが牡羊座です。
日本では会計や学年の年度替りの時期で、卒業式や送別会が行われる、出会いと別れの月でもあります。
また、人事異動や新生活の始まりなどで忙しくなる月ですね。
他の月の語源と代表的な年中行事はこちら

1月、2月、3月、4月5月6月
7月8月、9月、10月、11月、12月
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