新年になり、新たな気持ちで様々な事に挑戦しようと思っている方も多いですよね。
そんな時に限って、
生きていると様々な事が降りかかって来る事は避けられませんが、それが厄年に起きるとどうしても「え、厄かな?」と感じてしまうものです。
そうならない為に、一つでも気になる事は払拭していきたいという気持ちもありますので、この記事では「厄年」、「厄払い」に関するちょっと気になる疑問をお伝えしたいと思います。
厄年って何歳?
まずは、厄年って一体何歳かというところから見てみましょう。
厄年は、
その年齢は一般的に“数え年”で以下の年齢とされていて、以下の年齢を「本厄」、前の年と次の年を「前厄」と「後厄」と呼ばれています。
女性は、19歳・33歳・37歳
分かりやすく数年分の本厄の年齢を生まれ年で見てみましょう。
2019年に本厄となる生まれ年
男性:平成7(1995)年・昭和53(1978)年・昭和34(1959)年
女性:平成13(2001)年・昭和62(1987)年・昭和58(1983)年
2020年に本厄となる生まれ年
男性:平成8(1996)年・昭和54(1979)年・昭和35(1960)年
女性:平成14(2002)年・昭和63(1988)年・昭和59(1984)年
2021年に本厄となる生まれ年
男性:平成9(1997)年・昭和55(1980)年・昭和36(1961)年
女性:平成15(2002)年・平成元(1989)年・昭和60(1985)年
「厄払い」と「厄除け」と「厄落とし」の違いは?
では、実際に厄払いに関する情報をお伝えしますが、その前に!
色々な人と厄についてお話していると、気になる事があります。
人によっては「厄除け」と言う方、また「厄落とし」と言う方がいますよね?
この違いを少し簡単に説明します。
厄払い
厄払いは、「厄祓い」とも書くように、
自身に災厄をもたらす邪気や穢れを自身から祓ってもらう神道に則ったお祓いです。
他の二つと厳密な違いはない為、この記事では、以下他の二つの説明を除き、厄払いで統一させてお伝えします。
厄除け
厄除けは、厄払い同様に神社でも行う事がありますが、
自身に災厄をもたらす邪気を寄り付かないように祈祷してもらう為、保険のような意味合いがあります。
厄落とし
厄落としは、
故意にものを落とす不利益な行為だけではなく、親戚などに贈り物をしたり、出産をする事も厄落としになると言われています。
厄払いはいつまでに行くべき?
厄払いへはいつまでに行きべきかという部分もちょっと気になるところではないでしょうか?
これに関して、まず結論を言ってしまうと、“いつでも問題ありません”。
よく、正月早々でなければや、節分までにと言った話を耳にしますし、実際にその期間に厄払いをしてもらう方がとても多いです。
ただ、祈祷を受けたい神社やお寺によって考え方も異なるので、
ただ、皆様も感じておられると思いますが、厄払いに科学的根拠はありません。
しかし、新年を迎え月日が流れる中で、何かしらの予期せぬ出来事が全く起こらずに1年を過ごす確率を考えた時に、厄払いを行うなら早めの方がいいのではと考えます。
いつでもいいと後回しにしている時に、何かが起き、結局は「厄年だからかな?」と気にしてしまうでしょう。
そうならないように、早めに厄払いは済ませんましょう!
厄払いって実際何をするの?
次に気になる事と言えば、
まずは、厄払いを受けたい場所を選びましたら、そこに出向きましょう。
受け付けで、頂いた申込用紙の記入をしましたら、そこで祈祷料に当たる「初穂料」を納めます(お寺で厄除けをしてもらう場合は、「お布施」となります)。
名前等の最終確認を済ませ、社殿で神主による厄払いの祈祷を受ける事になります。
終わりましたら、お守りやお札等を頂き終了となります。
厄払いの祈祷料の相場
最後に祈祷料の相場に関してですが、どの神社やお寺も、祈祷の種類による料金の違いがあります。
しかし、
あくまでも、気持ちの問題になりますので、自分が納得のいく金額を納めて厄払いをしてもらいましょう。
大体どこでも、5,000円前後から受けられますが、10,000円からしか直接祈祷を行ってもらえない場所もあります。
事前に確認しておきましょう。
まとめ
厄払い・厄除けに関するちょっとした疑問に関してお伝えしました。
厄を祓ってもらったからと言って、その年災厄が起きないという保証はありません。
しかし、自分が厄年と聞かされると、少し気にしてしまう部分でもあります。
ちょっとでも気にしてしまうなら、厄払い・厄除けをしてもらいましょう。
その際、この時期までという期間はありませんが、私は早く済ませるにこしたことはないと思います。
また、祈祷料も様々ですが、内容を確認し、
皆様が、よい1年を過ごせますように!