結局「独身の日」って何だったのだろうか?

結局「独身の日」って何だったのだろうか?


中国で11月11日に毎年開かれる「独身の日」
「アリババで過去最高の売り上げ」なんていうニュースを耳にしますよね。

この独身の日って一体何なのか。
不満を持つ方はいないのか。
日本にもいつか上陸するイベントなのか。

この辺りを少し見てみましょう。

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光棍節(独身の日)

そもそもの始まりは、1993年に南京大学の学生達によって始められたと言われている光棍節(こうこんせつ)で、

独身者達が集まって騒いだり、パーティーを開いたり、結婚相手を探したりと思い思いの盛り上がり方をしていました。

11月11日になった理由としては、一人を表す「1」、縁起がいい「1」が並ぶという理由があります。

日本ではポッキーの日ですが、中国ではボッチーの日という事になるんですね。

それはさて置き、そうやって始まった独身の日ですが、最近では中国ECプラットホームの最大手アリババグループが始めたショッピングイベントが目玉の日になってきました。
もちろん各通販サイトも一斉にイベントが行われます。

アリババグループの2018年「独身の日」

独身の日のショッピングイベントは、今回で10回目を迎え毎年取引額が更新されてきているだけに今年(2018年)の取引額も注目の的になりました。
そして独身の日当日、過去最速の2分5秒で100億元(日本円で約1,600億円)を記録し、その日の取引額が過去最高の2,135億元(日本円で約3兆5,000億円)を超えました。
国内大手の楽天の2017年度EC流通総額が約3兆4,000億円。
人口の量も違いますが、それでも昨年度の総額を1日で超えるというとんでもない状況だと理解いただけるでしょう。
世界の注目を集めるショッピングイベントだけに、やはり集まる商品の規模もとんでもない量で、中国と世界各国から18万のブランドが参加しています。
ちなみにアリババを通じて最も多くの商品を販売した海外の国は日本だったようで、日本製品の人気が伺える一方で、「節操のないイベントだな」と思いながらも一番節操のなかった国は日本なのかなという印象も持ちますね。

確かに日本もこのビッグビジネスを見過ごすわけにはいかないですからね。

不満の声

このイベント消費者にとっては楽しい1日なのですが、

不満の声も多く目立ちます。

まずは数億以上の注文が殺到するサイトを管理するエンジニアは寝る暇も無い状況で働くしかありません。
下手なサイバー攻撃以上のアクセス数を相手にしないといけず、もしここでサーバーがダウンしようものなら“兆”という規模の売り上げが消えてしまう訳になります。
これだけの量の商品が回るので当然、宅配業者もパンク状態になります。
さらに、イベントのノリも相まってとりあえず注文して後日返品されるという状況にも陥り、販売業者・宅配業者ともに対応に追われる日々が続きます。

日本でもその内「独身の日」やるんじゃないの?

もしかしたら日本でも将来的に「独身の日」として大規模なショピングイベントをやるんじゃないのかと気になるところですよね。
最近ではアメリカのブラックフライデーがプチブームとなりました。
今年も全く浸透していないブラックフライデーという文字、見かけますよね?

クリスマス、ハロウィン、ブラックフライデー、何でも飛びつき過ぎて訳のわからない状況になっていませんか?

しかも年末の商戦ばかり。
ここで「独身の日」が来ようものなら、宅配業者はイベントが分散して助かるでしょう、しかし消費者がパンクしてしまいますよね。
しかし、昨今の日本は「お一人様」が価値を持ってきています。
もしかしたら、日本でも「独身の日」が到来するかもしれませんね。

まとめ

中国の「独身の日」は今年も取引額の記録を更新しました。
来年はさらに世界中から企業が参入して来るでしょう。
どんなものも上がり続ける事はありませんが、どれだけ規模が大きくなるのか気になるところです。
日本にも独身の日という名目でショッピングイベントがやってくるかもしれませんが、日本には商戦となるイベントが多すぎるような気もします。
多すぎて結局どこにもお金を使わない方が多い状況に陥っていないか心配です。

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