2019年7月7日
今回私が訪れた黒井城は、“続日本100名城”に選定され、さらに来年(2020年)の大河ドラマ【麒麟がくる】で描かれる明智光秀ゆかりのお城としても注目を集めています。
丹波の赤鬼と呼ばれた赤井直正と攻防戦が繰り広げられる回が放送されれば、「紀行」コーナーで紹介されるかもしれませんね!
今回はそんな黒井城とは一体どんなところでどんな見どころがあるのか、また、おすすめの周辺スポットなんかも紹介していきたいと思います。
皆様のお城スタンプラリーの参考になれれば幸いです。
黒井城の基本情報
黒井城は丹波の赤鬼と呼ばれ、自らを悪右衛門と名乗った赤井(荻野)直正が城主で、
赤松貞範が築城し、赤井直義の時に、織田信長から丹波平定を命じられた明智光秀に攻められ落城しました。
後に斎藤利三が城主となり、今日の規模にまで改修され、天正12年(1584年)頃、廃城になったとされています。
スタンプ設置場所
スタンプは春日住民センターに入ったところにあります。
黒井城の戦いを解説した「丹波戦国名将伝」というカッコいい表紙のフリー冊子があるので、
アクセス
黒井城
JR「黒井駅」から徒歩14分
春日住民センターから徒歩13分
春日住民センター
JR「黒井駅」から徒歩8分
所要時間
春日住民センターでスタンプを押印し、猪ノ口山登山口から黒井城本丸跡を目指すコース、車で1時間半ぐらいだったので、
黒井城の見どころ
猪ノ口山登山口に駐車場があるので、そこに車を止めて登城です。
登山口の入口はこんな感じ。
杖が必要な方は写真左の杖を片手に登っていきましょう。
「ゆるやかコース」と「急坂コース」があります。
本記事では、「ゆるやかコース」で登り、「急坂コース」で降りてくるコースをとっています。
「ゆるやかコース」で下の画像のような感じなので、服装を決める参考にしてください。
道中赤門が見えてきます。
これはかつて山の麓の薬師如来堂にあった門でこちらに移設されたらしいです。
景色もよく休憩も出来ますので、疲れたらここで一息入れましょう。
ここで大体八合目ぐらいなので、もうひと頑張りです。
進んで行くと見えてくる「東曲輪跡」。
頂上までくると景色がめちゃめちゃ綺麗です。
朝6時くらいに頂上に着きましたが、先客がおられました。
話を伺ってみると、地元の方のようで、毎年11月に行われる“黒井城まつり”の写真を見せてくれました。
甲冑を着た武者行列の様子が写されており、とても楽しそうでしたが、それよりも甲冑を持って登山するタフさに感服しました。
機会があれば、まつりの時期にまた伺いたいですね。
帰りは「急坂コース」で帰ります。
道中倒木が道を塞いでいるところもありました。
最後に見えてくる階段を降りると駐車場に着き、ぐるっと一周したことになります。
周辺のおすすめスポット
【黒井城】とあわせて回りたいおすすめのスポットを紹介します。
白毫寺
白毫寺は四季折々の表情を見せてくれるお寺。
中でも5月は「九尺ふじ」と呼ばれる品種の花穂の長い藤が圧巻です。
秋は紅葉も綺麗なようなので、
丹波市立丹波竜化石工房 ちーたんの館
丹波篠山市と丹波市にまたがる篠山層群で見つかった国内最大級の恐竜「丹波竜(タンバティタニス・アミキティアエ)」。
こちらの施設は、恐竜化石のクリーニング作業や、発掘作業の推進を図ると共に、
子どもと一緒にお城巡りをされている方や恐竜好きの方にオススメです!
水分れ公園
ちょっとマニアックなスポットとして「水分れ公園」もオススメです。
丹波市には、
分水界とは、川の流れが日本海側と太平洋側へ別れる地点で、通常は山の標高の高い位置にあるので、この分水界は珍しいです。
まとめ
兵庫県丹波市にある【黒井城】に行ってきました。
丹波は黒豆や栗が有名ですが、他にも松茸やジビエ等の豊富な山の幸があります。
来年の大河ドラマに合わせて、
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