もうすぐクリスマスですね。
家族で過ごす方、恋人と過ごす方、一人で過ごす方、中には仕事という方もいますよね。
お子様は、今年のサンタさんのプレゼントが何になるのかも気になるところですよね。
そんなクリスマス、様々な聖なる夜を過ごされると思いますが、ふと思いませんか?
ケーキを食べている時、プレゼントを開けている時、シャンパンのコルクが音を立てた時、
あまりにもイベントとして溶け込み過ぎていて気にもしなかったであろう、「クリスマスって何?」という事を今回はお伝えします。
日本にいつ広がったのか、気になりますね。
クリスマスとはそもそも何でしょうか?
クリスマスという言葉自体は私達が子供の頃からよく聞きました。
「キリストが生まれた日」、「サンタクロースがプレゼントを持って来てくれる日」、色々なイメージがありますが、日本が発祥のイベントでは無いだけに、あまり詳しくどういう意味を持つ日なのかは分からないですよね。
上に述べたように、イエス・キリストの誕生日を祝う日で間違いありません。
しかし、
新約聖書にも、イエス・キリストの誕生日に関する記述がないのです。
では、何故12月25日がイエス・キリストが誕生した日となったのでしょうか?
古代ローマには、太陽神ミトラスを主神とするミトラ教が存在しました。
ミトラ教では、冬至を超えると日照時間が長くなることから、冬至を太陽神が再び生まれる日とし、冬至を祝うようになりました。
冬至は大体12月25日ぐらいですよね?(2018年は12月21日です。)
その後、ローマ帝国がキリスト教を導入する際に、色々な宗教と平和的に纏まる為に、キリストの誕生を祝う日を、このミトラ教の冬至を祝う日の12月25日としました。
そして、キリスト教が世界中に広がっていくとともに、イエス・キリストが誕生した日、クリスマスが広がっていきました。
キリスト教で最も重要な日はクリスマスではない?
キリスト教ではこのイエス・キリストが誕生した日とされているクリスマスが1年の中で最も重要な日かと言うと、実はそうではありません。
イエス・キリストはユダヤ教体制を批判し、十字架に磔になり処刑されました。
この磔の刑は有名な話ですよね。
しかし、
この辺り、詳しく説明出来る程の知識を、私は持ち合わせていない為、どういう事なのかよく分からないのですが、
日本にクリスマスが広まったのはいつ?
今では、年末に差し掛かるにつれて、何気なく「もうすぐクリスマスだなぁ」と思ってしまいますが、このクリスマス、いつ日本に入ってきたのか気になりますよね。
調べてみると、あの誰しも一度は聞いた事のある人物とともに、日本にやってきました。
その名も、
戦国時代の1549年(天文18年)に、日本に初めてキリスト教を伝えたことで有名ですよね。
小学校の歴史のテストでも、ザビエルとイエズス会は何故か覚えていて書けたという方も多いはず。
このフランシスコ・ザビエルによって、キリスト教とともに、クリスマスも日本にやってきました。
地道にキリスト教の教えを説いていき、信徒も着々と増えていき、フランシスコ・ザビエルとともに宣教師としてやってきたコスメ・デ・トーレスが、
しかし、また皆様もご存知のように、江戸幕府はキリスト教を禁止しました。
それにより、クリスマス自体が隠れキリシタン以外全く馴染みのない行事となりました。
明治に入ると、各国の文化や習慣がまた日本に多く入ってくる事になり、珍しいもの好きの日本人はどんどんと異国の文化を取り入れクリスマスは徐々に浸透していきました。
1926年(大正15年)12月25日に大正天皇が崩御され、それに伴って、12月25日が休日となった事により、クリスマスが日本でも、一気に広がったと言われています。
まとめ
クリスマスについてお伝えしました。
クリスマスはイエス・キリストの誕生日を祝う日ですが、実際にはイエス・キリストがいつ誕生したのかは分かっていません。
そして、
そんなクリスマスが、日本に入って来たのは戦国時代。
浸透したのは、だいぶ後になりますね。
皆様はクリスマスの予定はお決まりですか?
お店の予約はお済みですか?
ケーキの予約はお済みですか?
サンタさんにお願いするプレゼントは決まった?
早めにサンタさんにお願いしておかないと、サンタさんも大変だからね!
皆様が素敵なクリスマスを過ごせますように、メリークリスマス!!