ブログに使用するアイキャッチの用意と注意点

ブログに使用するアイキャッチの用意と注意点


前回の記事で、ブログのアイキャッチは直接SEOに影響がない。
しかし、以下の点で間接的に影響があると考えられているとお伝えしました。

  • 離脱率・直帰率
  • リッチスニペット
  • 画像検索からの流入
  • SNSからの流入

離脱率・直帰率に影響はあるし、リッチスニペットにも影響する。
画像検索やSNSからの流入にも影響する。
アイキャッチは設置しておくべきだということがお分かりいただけると思います。
では、そのアイキャッチ、どのように用意したらいいでしょうか?
この記事では、ブログに使用するアイキャッチの用意の仕方と、アイキャッチを使用する際の注意点に関してお伝えしたいと思います。

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ブログのアイキャッチの用意の仕方

では早速、アイキャッチで用いる画像を入手しましょう。
アイキャッチに使える画像は大まかに以下の方法で入手できます。

  • 一から自作する
  • フリー素材を利用する
  • 外注する
  • Canvaを使う

一つずつ解説していきます。

一から自作する

まず、アイキャッチに使える画像を用意する場合、もっとも自分の理想のアイキャッチを用意する方法は、自作です。
お絵描きが得意な人、デザインすることが好きな人は一から自作すると他の方のブログのアイキャッチと差別化が図れます。
もちろんスマホのカメラで撮った写真なんかもそのまま使えますし、それに文字を入れるだけで完全オリジナルのアイキャッチになります。
当ブログの記事の中でいうと、時事ネタのカテゴリーと生き物のカテゴリーに使用しているアイキャッチは自作したものを使用しています。
完全オリジナルということで、多くの方の目につきますが、作成に時間はかかってしまいます。
私も自作のアイキャッチを使っている記事は、正直投稿に倍の時間はかかります。
ただ、倍の時間かかったとしても、アイキャッチをしっかり作ることで体感としてPV数は3倍ぐらいになります。

フリー素材を利用する

次に、フリー素材をダウンロードして利用する方法が挙げられます。
多くの方がこの方法でアイキャッチを用意していると思いますが、ダウンロードした画像をそのまま利用すると、他にブログを書いている人との差別化ができません。
どれだけ自分が秀逸な記事を書いたとしても、同じ画像を使用している他の方の記事がイマイチなら、同じイマイチな評価を受けかねません。
もしフリー素材を利用するのであれば、少しテキストを入れるなどの加工が必要だと感じます。
当ブログの記事の中でいうと、季節の情報のカテゴリーに使用しているアイキャッチはフリー素材を加工したものを使用しています。
商用利用できるフリー素材を提供しているサイトが結構ありますので、自分の好みに合う素材提供サイトを探してみてください。
ちなみに、私は主にphotoACPixabayを利用しています。

外注する

次に、時間をかけずにオリジナリティのあるアイキャッチを使用したいという方は、アイキャッチ作成を外注するという方法も挙げられます。
クラウドソーシングで自分のイメージするデザインを提示すると、そのイメージに合ったアイキャッチをデザイナーやイラストレーターの方などが作成してくれます。
自身は記事作成に集中できるので、時間効率はすごくいいですが、一記事数百円からクオリティの高いものであれば数千円はかかりますので、集客力の高いブログでなければ、赤字になってしまいます。

Canvaを使う

次に、ブログ初心者に一番おすすめできるのが、Canvaの使用です。
簡単に画像に文字を入れたり加工したりできるとても便利なツールです。
画像はフリー素材で入手し、テキストを入れるという使い方が理想ですが、テンプレートも豊富なので全てCanva任せという使い方もできます。
また、デザインセンスも高くおしゃれなアイキャッチをすぐに作れるので、アイキャッチの用意が億劫な方は是非利用することをおすすめします。
全部の機能を使いたいとなると、有料になりますが、ほぼ無料で利用できます。
※Canvaの使い方に関しては別の記事で詳しく解説したいと思います。

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アイキャッチを使用する際の注意点

アイキャッチの画像の用意の仕方を知った上で、次はアイキャッチを使用する際の注意点に関して少しお伝えしたいと思います。
以下の4つの注意点を意識しアイキャッチを用意してください。

  • アイキャッチで記事の内容がわかるように意識する
  • アイキャッチに挿入するテキストは読みやすさを意識する
  • アイキャッチには良質な画像を意識する
  • アイキャッチの見え方を意識する

アイキャッチで記事の内容がわかるように意識する

まず初めに、記事の内容がアイキャッチを見るだけでわかるようにしましょう。
具体的には、テキストを入れてユーザーに求めている内容を連想させるということです。
まず間違いなく目を引くのはテキストではなく、画像です。
しかし、クリックして読んでもらうためには、ユーザーに求めている内容が進んだらあると思ってもらわないといけません。
アイキャッチには内容がわかるテキストを入れましょう。

アイキャッチに挿入するテキストは読みやすさを意識する

次に、アイキャッチに挿入するテキストは読みやすさを意識しましょう。
いくらアイキャッチから内容がわかる必要があるといっても、テキスト情報量が多く、ごちゃごちゃとしたアイキャッチでは、やはりそれ以上ユーザーは進んでくれません。
挿入するテキストは記事のタイトルだけというぐらいのシンプルなものにしましょう。

アイキャッチには良質な画像を意識する

次に、アイキャッチにしようする画像の質にはこだわってください。
自身で撮った写真をそのままアイキャッチに利用している方もいますが、その写真がどれだけ人の目に留まるかを意識してください。
Instagramで「ばえる」という言葉が注目されたように、情報が多い社会では、しっかりとばえていなければ、見向きもされません。

アイキャッチの見え方を意識する

最後は、アイキャッチの見え方の意識です。
これが最も重要と言えるかもしれませんが、準備したアイキャッチは全ての環境下でそのまま適用されるかというとそうではありません。
例えば、Googleのリッチスニペットを見てみると、表示されている画像は正方形です。
基本的にアイキャッチは横長の長方形を使用します。
しかし、そのアイキャッチが場所によっては正方形に表示され、両サイドが自動で切り落とされます。
イメージとしては当ブログトップページ下部のランキング部分。
正方形に切り取られています。
正方形に切り取られることで、何か全くわからないアイキャッチだとクリックしてもらえない可能性が高いです。
アイキャッチを作成する際は最低正方形に切り取られてもいいようなアイキャッチを用意しましょう。

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まとめ

ブログに使用するアイキャッチの用意の仕方と、アイキャッチを使用する際の注意点に関してお伝えしました。
アイキャッチに用いる画像の入手は大まかに以下の4つ。

  • 一から自作する
  • フリー素材を利用する
  • 外注する
  • Canvaを使う

中でもCanvaは初心者にもおすすめのツールです。
また、アイキャッチを使用する際の注意点は以下の4つ。

  • アイキャッチで記事の内容がわかるように意識する
  • アイキャッチに挿入するテキストは読みやすさを意識する
  • アイキャッチには良質な画像を意識する
  • アイキャッチの見え方を意識する

中でも見え方はあまり多くの人が意識していない部分でもありますが、とても重要です。
もし、正方形に切り抜かれたときにもわかりやすいアイキャッチが用意できていたら、Googleのリッチスニペットでは一人勝ちできるということになります。
たかがアイキャッチですが、されどアイキャッチです。
皆様が実りあるブログライフを過ごせますように。

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