深海生物ってインパクトのある奇妙な見た目をしているものが多いですよね。
宇宙の生き物として想像出来る見た目をしたものが、深海にはゴロゴロといます。
そんな深海生物の中から今回はリュウグウノツカイを紹介します!
リュウグウノツカイの基本情報
大きさ:全長3m〜5mが多く、10mを超える個体も見つかっている
寿命:約20年
生息地:世界中の海の深海の中層
リュウグウノツカイの生態・特徴
リュウグウノツカイの最大の特徴は何と言っても鮮やかな見た目。
銀白色の見た目に、赤色のヒレ、その神秘的な見た目から、「竜宮の使い」という和名がつけられたのでしょう。
謎めいた生き物ですが、その存在は世界中で古くから知られており、
生態についてはほとんど分かっていませんが、
生殖活動の時以外は、群れを作らず単独で生活しています。
実際に生きた姿を捉えた映像は少ないですが、直立した姿でジッとしていて、泳ぐ時に体を斜めに傾け、ヒレをなびかせて泳いでいくみたいです。
想像しただけで神々しいですよね。
リュウグウノツカイが打ち上げられると地震が来る⁉︎
よくこんな噂を耳にします。
本当かなと思うことではありますが、こんな情報もあります。
2018年6月18日に大阪北部で発生した最大震度6弱の地震の前日にリュウグウノツカイが続々と発見されていた。
都市伝説の域を出ない話ですが、
気になって調べてみたのですが、
だからと言って大きな地震が必ず来ていたかというとそうではありませんでした。
普段見ることが出来ない珍しい生き物が現れるという事が、「何かあるのかもしれない」と思わせ、さらに地震が来た後に、この都市伝説をこじつけるだけの発見数には事足りていた。
そういうカラクリではないでしょうか?
ただ私は、この迷信を信じはしないものの、ニュースでリュウグウノツカイが打ち上げられたと耳にすると、「もし明日地震が来たら」というシミュレーションはしてしまいます。
もしかしたら、地震対策キャンペーンのマスコットキャラにいいかもしれないですね。
水族館で見ることが出来る?
そんなリュウグウノツカイですが、
答えは、見る事「は」出来ます!
ただし、
こんな感じでは見る事が出来ます。
以下の場所で、標本展示がされているようなので、標本でも見てみたいという方は是非行ってみてください。
- アクアワールド・大洗(茨城県)
- サンシャイン水族館(東京都)
- 東海大学海洋科学博物館(静岡県)
- マリンピア日本海(新潟県)
- のとじま臨海公園水族館(石川県)
- 魚津水族館(富山県)
- 大阪市立自然史博物館(大阪府)
- マリンワールド海の中道(福岡県)
- 九十九水族館・海きらら(長崎県)
- 道の駅「北浦」(宮崎県)
魚津水族館、九十九水族館・海きらら、のとじま臨海公園水族館では生きたまま運び込まれて展示もされていましたが、やはり長期の飼育は出来ないみたいですね。
中には展示して数十分で死亡したというケースもあるので、
食べたら美味しいの?
リュウグウノツカイはまず神秘的な見た目に圧倒されますが、段々と見慣れてくると何か別の魚に似ている気がしてきます。
そうなってくると次に気になることは「美味しいのか?」。
タチウオは美味しいですよね。
タチウオは1.5mぐらいのものが釣れたらなかなか良いサイズが釣れた感じがしますよね?
リュウグウノツカイ3mですよ?
これで美味しかったら、狙って釣れるなら釣りたいですよね。
ですがなかなか食べる機会もないので、ちょっと調べてみました。
「美味しい」と「美味しくない」様々な意見があるみたいです。
そう言われると、余計食べたくなりますよね。
これはますます食べたくなる魚ですね。
まとめ
今回はリュウグウノツカイをご紹介しました。
謎めいた魚で、分からないことだらけ。
もしかしたら本当に海底には竜宮城があって、そこからの使いとして来ているかもしれません。
もしそうだったら、
そんなロマン溢れるリュウグウノツカイをまとめてみましょう。
- 分かっていない事が多い
- その神秘的な見た目から世界中で伝説がある
- 地震の予兆という都市伝説まである
- 生きた展示はないが、標本の展示がある水族館・博物館がある
- 食べてみたい