2022年18歳で成人式?そもそも成人式って必要なのだろうか?

2022年18歳で成人式?そもそも成人式って必要なのだろうか?

成人式のイラスト
成人式が今年も執り行われました。
毎年、成人式の日は各地の変わった成人式や荒れた成人式で話題が持ちきりとなりますよね。
そして最近特に話題となっている事と言えば、成人の年齢と成人式ではないでしょうか。

2016年には18歳で選挙権が与えられるよう公職選挙法が改正され、2018年には成人の年齢を20歳から18歳に引き下げられる改正案が閣議決定されました。

そこで、成人式も20歳から18歳に行われるのではないかと言われています。
今回は少しこの成人式に関して考えてみたいと思います。

Advertisement

成人式とは

そもそも成人式とは何なのか?

まずは、成人式の目的を見てみましょう。
“元服”という言葉は何となく聞いた事があると思うのですが、古来から成人を祝う儀式というものは存在しました。
現在のような成人式の形が作られたのは、第二次世界大戦後の1946年(昭和21年)に埼玉県北足立郡蕨町(現在の蕨市)で実施された「青年祭」がルーツとなっているのではないかという見方が強く、敗戦色濃い時代の中でも、次の世代を担う青年を励ます事を目的に行われました。
その「青年祭」に影響を受けた日本国政府は、1949年(昭和24年)から1月15日を成人の日として制定しました。
その時の趣旨としてはこうです。

「おとなになったことを自覚し、みずから生きぬこうとする青年を祝いはげます」

その後、2000年(平成12年)には、成人の日は1月第2月曜日へ移動しており、現在では成人の年齢が18歳になった事を受け、成人式を行う年齢も引き下げるのかという議論がなされています。

変わった場所で行われる成人式

成人式は、大体がその市区町村内で多くの参加者を収容できる多目的ホールや大型体育館が使用されるのですが、一方で特徴的な場所で成人式が行われる場合もあります。
成人式の日のニュースで必ず取り上げられ、特に有名な市は千葉県浦安市ではないでしょうか。
浦安市の成人式は2002年から毎年ディズニーランドで行われています。
他にも、水族館で行われたり、空港で行われたり、ヘリコプターに乗ったり、豪華な食事が振舞われたりと、自治体ごとに趣向が異なるのもこの成人式の特徴ではないでしょうか。
私の住む関西では、あべのハルカスで行われる60階までの階段を上る成人式も毎年ニュースとして取り上げられています。

荒れる成人式

変わった成人式が話題になる一方で、毎年どこかの都市で荒れた成人式の模様が取り沙汰されています。

1990年代以降、全国の市区町村で荒れる成人式が注目を集めるようになりました。

成人式は目立ってナンボと思っている若者だけが原因かというと、それだけでもない様にも思います。
壇上で若者に祝辞を贈る政治家の話も上っ面だけの内容でつまらない場合が多いです。
メディアも荒れる原因を作っている一役を買っている気もしますよね。
また、昨年(2018年)は荒れる若者だけではなく、着物の販売やレンタルを中心に展開するはれのひが晴れの日を台無しにしたという事件で、大いに荒れました。

Advertisement

成人式が18歳になるのはいつから?

最近話題となっている成人式の年齢。
いつから18歳で成人式が行われるようになるのか気になりますよね。
2022年から成人の年齢が18歳になるのですが、実は成人式も18歳にするかどうかはまだ決まっていません。
もしこの2022年に成人式が18歳からとなると、20歳、19歳、18歳が同時に成人式を行う事になり混乱が予想されるでしょう。
また、18歳の1月と言えば受験シーズン真っ只中ですよね。
就職の準備をしている高校生もいるでしょうし、18歳の1月は成人式なんてしている場合ではないのが現状です。
17~19歳の男女に行った意識調査でも従来の20歳成人式が支持されている様です。
多くの人が納得出来る様になるには、まず「大人の定義」から始めないといけない様な気もしますよね。

成人式は必要?

ここまで成人式に関して見てみたところ、成人式って必要なのかなと思わざるを得ません。
単なる同窓会に成り下がっている状況ですよね。
確かに、一人前の大人となり、これから親の手を離れようとする子供の成長を祝う場は必要だと思います。
しかし、大人になりたくない、子供のまま大人になった20歳が多く集う成人式にもはや意味はないでしょう。
また、成人式を18歳で行うか20歳で行うかで言うと、私は18歳でやればいいと思います。
選挙権も与えられる年齢であり、そして、数年後からは親の手を借りなくても色々な契約事が出来る様になります。

成人式をこれらの重要性を教えるセミナーの様にしてしまえばいいと感じます。

そして18歳で成人式を行えば、まだ酒を飲めない年齢という部分もメリットであると感じます。

まとめ

成人式に関してお伝えしてみました。

福沢諭吉は「思想の深遠なるは哲学者のごとく、心術の高尚正直なるは元禄武士のごとくにして、これに加うるに小俗吏の才をもってし、さらにこれに加うるに土百姓の身体をもってして、初めて実業社会の大人たるべし」と仰っています。

大人になるという事は、成人式に出る事ではありません。
勿論、18歳になる事でも、20歳になる事でもありません。
大人になった事を祝う場、自覚する場は必要だと私は思います。
しかし、今の形式の成人式はいらないと思います。

Advertisement

時事ネタカテゴリの最新記事