昼に空を見上げたら太陽が出ていますよね。
子供の頃から漠然と太陽と認識しているあのギラギラした存在。
当たり前のように存在しているだけにあまり気にしなかった太陽のちょっとした話を数回に渡りお届けしようと思います。
太陽ってなんだ?
私たち人類が住んでいる地球。
この地球は太陽系っていうグループに属していて、
この太陽系も「天の川銀河」っていう銀河系の一つにグループされているので、
太陽は、地球から漠然と見ていてもあまりピンとこない大きさですが、その大きさはめちゃめちゃ大きく、太陽系全ての質量の99.86%も占めています。
そして残りの0.14%のほとんどを木星が占めているのです。
地球上で必死に頑張る私達の事なんて太陽は知ったこっちゃないぐらい太陽って大きいです。
質量があるものに重力は生まれ、その質量が大きければ大きいほどその重力も大きくなります。
太陽の重力により、他の惑星はぐるぐる回されているという事になります。
熱を放出するのも太陽の特徴ですよね。
私達生命が生きていられるのも、この太陽の熱のお陰です。
ツンデレな生命の源
太陽は地球に存在する生命にとって切っても切り離せない存在です。
植物は光合成をしますよね。
その酸素を私達が吸って、また二酸化炭素を吐き出しています。
その二酸化炭素を植物が吸って…という、絶妙なバランスで私達は生きています。
その一方で、
紫外線に長時間さらされると、健康への影響が懸念されています。
ツンデレ界のトップに君臨する、それが太陽なのかもしれませんね。
太陽がもたらす地球の季節
地球に季節があるのも太陽が関係しています。
私達が住んでいる日本には四季があり、だいたい3ヶ月ぐらいごとに季節が変わっていきますよね。
皆様ご存知の通り、北半球が夏の時、南半球は冬です。
これには理由があり、上述しました通り、太陽は太陽系の中心で、他の惑星は太陽の周りをぐるぐる回っています。
さらに惑星は軸を中心に自らもぐるぐる回っています。
私達が住む地球は北極と南極を通る自転軸が23.5度傾いていて、これにより、公転1周分、すなわち1年で日照時間が異なってきます。
赤道上は四季がないってイメージがありませんか?
実は、そんな事はないのです。
この公転というもの、太陽を中心に綺麗な円を描いて回っているわけではなく、
ですので、赤道上でも、緩く四季は存在するのです。
他の惑星の四季
余談なのですが、地球に四季があるという事は、
やはり、他の惑星も自転軸が傾いていれば、自ずと四季が出来ます。
しかし、四季の無い惑星が二つあるので、紹介しましょう。
まず一つ目は、「水星」です。
水星は、自転軸の傾きがほぼありませんので、季節の変化がありません。
二つ目は、「天王星」です。
天王星は、自転軸が98度傾いています。
公転の周期が約84年ですので、四季が無いどころか、
体内時計と太陽の関係
地球上に存在する生き物は「体内時計」というものに支配されています。
ここにも太陽は大きく関わってきます。
この生体リズムは、“時計”という名を冠していながら、そこまで正確に時間を刻めません。
1日が24時間に対し、
この数十分を毎日リセットし続けないと、どんどんと時間がズレていくのです。
体内時計は皮膚、心臓、肝臓、血管に備わっていると言われていて、時間のズレが積み重なると、これらの機能に不調が起こることになるのです。
ここで、体内時計のリセットに太陽が重要になってきます。
いかに太陽とともに生きているかを感じますよね。
太陽は神様
そんな太陽ですが、太陽そのものの構造や、生物にどのような影響を与えているか等様々な事が解明されていますが、そんな事がわかる前の昔の人も漠然と「太陽は凄い」と感じていました。
そこで昔の人は、
一度各神話の太陽神を調べてみて頂きたいのですが、神話によって男神か女神か違っていてとても面白いのです。
遥か昔のどこかの誰か、神話ごとに最初に太陽を神様と言った人がいるはずです。
その人達に聞いてみたいですよね、
ちなみに、日本神話の太陽神「天照大神」は女神です。
まとめ
太陽は私達にとって身近でありながらも、遠い神様のような存在でした。
科学が進歩し、色々な事が解明されても、やはり身近で遠い神様のような存在なんですよね。
昔の人って漠然と太陽や惑星を見て色々と考えていて凄いなと思います。
七つの曜日も、
昔の人にとって空はとても奥が深いものだったのでしょう。
空を見上げることも、時には大事なのかもしれませんね。