皆様、
この記事をスマホで見ている方の中には、スマホで決済している方も多いと思います。
私も、お金を持ち歩くのが煩わしく、お金を持ち歩くのが怖かったりもしますので、電子マネーは大変重宝しているのですが、最近ある事が話題となっております。
多くの著名な方が、
今回は、その辺りの話題とキャッシュレス化社会ついて考えてみましょう。
キャッシュレス化に対しての多くの著名人の苦言は本当にそうなのか?
最近話題にもなりましたが、政府も推奨している電子マネー化、キャッシュレス化が、なかなか思うように進んでいない事に、
そのジャーナリスト曰く、「清算の際にレジで現金で支払い、お釣りを返してもらう際に、会話が生まれる方がいい!」という意見なのですが、
私個人の体験では、電子マネーで支払う時の方がレジの方と会話をしている気がします。
もっと言えば、現金での支払いの際に会話をされている方は、電子マネーでの支払いになっても、きっと会話をしますよね?
むしろ、現金派の方にとっては、電子マネーで支払っている人がムスッとした態度で支払いをしているように見えているのかなという印象を受けました。
その辺りって、
現金お断りのお店
昨年、試験的に現金お断りのロイヤルホストが話題になりましたが、コンセプトはこうです。
確かに、キャッシュレス化した分、今までレジとホールを行ったり来たりしていた人員が、ホールに注力出来る訳ですよね。
むしろ、キャッシュレスのお店の方が会話も生まれて機械的な業務が無くなり、
電子マネーによるキャッシュレス化のメリットとデメリット
ここで、一度電子マネーによるメリットとデメリットをおさらいしてみましょう。
メリット
まず考えられるメリットは、
現金に比べて、「お釣り」というものがない分、早く精算が済みますよね。
しかも、お釣りを間違えることがありません。
他に、現金を引き出しに行かなくてもいい上に、
さらには、お金の流れが一括で管理される分、クリーンにお金が回る事も可能となるでしょう。
デメリット
では、
今回のテーマの始まりでもあります、現金派の方が取り残されるという事ぐらいでしょうか?
本当に現金派の老人には難しいのだろうか?
ふと思ったのですが、
私の住んでいる地域は高齢の方が多く、日中のコンビニは高齢のお客様に、高齢のスタッフという構図です。
その客の高齢の方を見ていると、結構何気なく電子マネーでお買い物しているのを見かけます。
スタッフの高齢の方も、レジに入ってトレーニング中の頃は、電子マネーで支払おうとすると、不慣れでたどたどしく、間違ったりもしますが、一週間もすればお手の物となっているのですよね。
要するに、人間は幾つになろうと慣れるものは慣れると思うのです。
ただ、歳を重ねるごとに、新しい事を取り入れることに頑固になってくるとは思います。
スマホに変える事にあれだけ渋っていた老人が、スマホに変えて数ヶ月もしたら、若者より使いこなしているという、あるある話がそこら中に転がっています。
中国というキャッシュレス先進国
ちなみに中国では、交通機関はもとより、
ビックリする事に路上パフォーマーへのおひねりまでキャッシュレスなのです。
経済が急速に発展した事や、偽札が多い事も、キャッシュレスが進んだ背景にあるのですが、中国の方が日本に来て思う事は、現金が必要で不便だという事だそうです。
他にも、大きな金額の紙幣を廃止したり、一定額以上は現金で払えないようにしたりという国もあり、
キャッシュレス決済比率の目標
経済産業省は、この電子マネーやクレジットカードによるキャッシュレス決済の比率を2025年までに40%アップさせる事を目標にしています。
ゆくゆくはキャッシュレスによる決済に税優遇を取る事も検討し、80%ぐらいに伸ばしたいようですので、電子マネーをお使いではない方は、今の内に使えるようにしていて損はないのではないでしょうか。
まとめ
この先、電子マネーがどこまで浸透していくかは分かりません。
私が懸念するのは、もしこのまま諸外国の中で現金を使い続ける国であれば、近い将来犯罪者やテロリストが活動しやすい国になる事もあると思います。
便利だから使おうとか、そういう事だけでは済まされないぐらい、キャッシュレス化が持っている未来は大きいものです。
しかし、若い世代が生きる日本の未来の事を考えて、新しい事を取り入れる努力をする事は現金派の老人のやるべき事だとも思います。