世捨てジェダイの最後の戦いが胸アツ!「オビ=ワン・ケノービ」の感想

世捨てジェダイの最後の戦いが胸アツ!「オビ=ワン・ケノービ」の感想

©2022 & TM Lucasfilm Ltd.

スター・ウォーズにおける同名キャラクターを主人公としたシリーズ6作目【スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐】から10年後が舞台のドラマシリーズ。
スター・ウォーズシリーズは本編もスピンオフも大好きで、【マンダロリアン】以降のテレビシリーズも期待を裏切ることはありませんでした。
新三部作に引き続き、ユアン・マクレガーがオビ=ワンを演じており、さらには製作総指揮まで務めるという熱の入れよう。
他にも新三部作で演じた俳優が再び同じ役を演じるとなってはファンもたまらないですよね。
今回は、そんな【オビ=ワン・ケノービ】の感想をお伝えしたいと思います。

※このレビューはネタバレを含みますので、ネタバレを含んだ感想をご覧になりたい方だけご覧下さい。

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【オビ=ワン・ケノービ】の基本情報

原題:Obi-Wan Kenobi
配信期間:2022年5月27日〜
話数:全6話
配信チャンネル:Disney+

あらすじ

最良の友でありジェダイの弟子であったアナキン・スカイウォーカーが、邪悪なシスの暗黒卿ダース・ベイダーに堕ち、ジェダイが最大の敗北を喫した『エピソード3/シスの復讐』での劇的な出来事から10年後、『オビ=ワン・ケノービ』の物語は始まる─。
出典:公式ホームページ

感想

パート1

©2022 & TM Lucasfilm Ltd.

まず、親切に冒頭の数分を使いオビ=ワン・ケノービとはいったいどんな人物なのかを映画本編を切り抜いて教えてくれます。
アナキンがダース・ベイダーになってから、エピソード4でルークの訓練をすることになるまでに一体何があったのか。
ファンの胸が熱くなる部分だけに、できれば映画で観たかった気もします。
余談ですが、そもそもは映画になる予定だったのですが、【ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー】が興行的に失敗したことで、ドラマ配信になった模様です。
まず始まりとして描かれるのが、ジェダイが壊滅させられたオーダー66のシーン。
何回観てもこの時の絶望感は強烈ですよね。
そして10年後、ルークとオビ=ワンがいるタトゥイーンに大尋問官が現れ、ジェダイ狩りをしています。
しかし、一方のオビ=ワンはというと、落ちぶれた日雇い労働者となり、巨大生物の肉を切り分ける仕事をしていました。
切り分けては、終業の合図、少し肉をくすねるオビ=ワン、最後にタイムカードを切るというシーンが何度も流れます。
パート1のハイライトはここで、アナキンの件からどれだけ時間が経とうがオビ=ワンの消えない苦悩です。
エピソード4を知っているだけに、その苦悩が消えることはないにしても、ジェダイとしての生き様がこの先のストーリーで発揮されるのかと考えたら胸が熱くなってきますね。
そして、時を同じくして描かれるレイア。
すくすくとやんちゃな指導者なるべく成長しています。
そんなレイアが誘拐されたとオビ=ワンの元に連絡が入り、助けを請われるのだが、これを拒否、時を同じくしてジェダイの生き残りが尋問官に無慈悲に殺される。
胸の中がざわつき始めたオビ=ワンは、埋めたライトセイバーを掘り返し、旅立つ。
うまくまとまった1話だったのではないでしょうか。
なんだかんだいっても、立ち上がるオビ=ワン、そしてしっかりライトセイバーを腰に携えて歩き出すシーンはやはりゾクっとしますね。

パート2

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パート1で重い腰を上げたオビ=ワン。
レイア救出に向かった先で、尋問官、レイア、オビ=ワンの追いかけっこ。
以上。
ちょっともっさりしたパート2だったかなという印象。
ただ、ストーリー的にもっさりしている分、細かい描写がグッとくるパートでもありました。
まず、テムエラ・モリソンの出演。
オーダー66で活躍したクローン・トルーパーもちょうどストームトルーパーに置き換わりゆく中、オビ=ワンに物乞いをする顔出しクローン・トルーパー。
そう、ジャンゴ・フェット、ボバ・フェット、クローン・トルーパー。
シリーズでずっと出続けることが可能なテムエラ・モリソンにファンはニヤッとしたはず。
そして、助けたレイアとオビ=ワンのシーン。
レイアのおてんばっぷりがオビ=ワンを通してその先の母パドメ・アミダラまで見えてくるという、何気にレイア役の女の子すごいなと思いました。
で、なんと言ってもついにフォースを使ったオビ=ワンでしょう。
ずっとジェダイの痕跡を残さないように戦ってきた中で、レイアを助けるためにフォース解禁。
焦らしすぎですよね。
最終的にレイアを連れて脱出ギリギリで尋問官のリーヴァに迫られ、ついにライトセイバーを抜くのかというところで、またもお預けを喰らうっていう。
そうですか、ライトセイバーはまだですかという。
パート2で分かったことは、この作品、ただのファンが胸アツになるところをいかにアツく見せるかという作品です。
まぁ、それでこそスター・ウォーズなんですけどね。

パート3

パート4

パート5

パート6

まとめ

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