ついにこの日がやってきましたね。
【アベンジャーズ/エンドゲーム】を観てきました。
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)も第1作の【アイアンマン】が公開されてから10年が経ちました。
長かったですねー!
しかし、
第22作目の今作で“インフィニティ・サーガ”も佳境です!
ファンもにわかファンも初めての方も、アッセンブル!!
※このレビューはネタバレをご覧になりたい方も、そうではない方も両方がご覧頂ける様に、「ネタバレ感想」は、「感想」の下にあります「▼ネタバレを含んだ感想をご覧になりたい方はこちらをクリック」にあります。
ネタバレ感想をご覧になりたい方はそちらを展開させてご覧下さい。
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【アベンジャーズ/エンドゲーム】の基本情報
原題:Avengers: Endgame
監督:アンソニー・ルッソ&ジョー・ルッソ
公開日:2019年4月26日
上映時間:181分
あらすじ
最凶最悪の敵“サノス”によって、人類の半分が消し去られ、最強チーム“アベンジャーズ”も崩壊してしまった。
はたして失われた35億の人々と仲間を取り戻す方法はあるのか?大逆転の確率は、1,400万605分の1…。
わずかな希望を信じて再び集結したアイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソーたちに残されたのは、最強の絆だけ──。
“今はここにいない”仲間のために、最後にして最大の逆襲が始まる!
出典:公式ホームページ
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感想
GOOD
まさにフィナーレにふさわしい内容でした。
約3時間の上映時間も全く気にならない程にずっとのめり込んで観ていました。
なんならもっと彼らを観ていたいと思えるほどに、MCU10年というのは大きな存在だったんでしょう!
ありがとうアベンジャーズ!
ありがとうMCU!
ありがとうスタン・リー!!
そして、今回監督を任されたルッソ兄弟も、かなりの重圧の中、本当によくやってくれました!!
もう色々と感謝しかない作品でした。
BAD
悪い点というか、仕方のない点ですが、
前作の【アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー】を観ていないとまず状況の把握が出来ない。
そして、過去のMCUの作品が一気に混ざり合って爆発しますので、感動するには過去作を網羅していなくてはいけない。
そんな超ファン向けな作品ですので、興味がある人と全く興味の無い方で盛り上がりに温度差がかなり出てますね。
また後述しますが、限定パンフレットというものが販売されていたのですが、公開初日の夜にはもう買えないという…。
公開日がゴールデンウィーク前最後の平日で、社会人泣かせすぎですよね。
もうちょっと販売の仕方もあると思うのですが…。
THINK
劇場から歩いて外に出て、昼食を食べて、家に帰っても、ずっと放心状態でした。
そしてこの気持ちを誰かと共有したくて仕方がなくなり、結末を言いたくて仕方がない気持ちが沸々…。
ようやく我に返り、ふと頭を過ぎったのが、
この後【スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム】の公開が控えていますよね。
すっごく楽しみでは無いですか!
若干消化試合を観に行くような気持ちですが、期待しています。
しかし、その前に今作あと何回観ようかな。
ネタバレ感想
まず冒頭で、
前作のサノスの指パッチン(デシメーション)の犠牲が描かれ、絶望を再確認します。
宇宙で戦ってたアイアンマンも、ネビュラ以外の仲間を失い、いつ尽きるかもしれない命に絶望します。
そこにキャプテン・マーベルが現れ、アイアンマンことトニー・スタークは地球に帰還し、地球の惨状にさらに絶望します。
なんとかサノスを探し出した一行は、そこでサノスの首を取るのですが、全宇宙の人口の半分を抹殺させるという役目を終えたサノスは、再度インフィニティ・ガントレットを使用し、インフィニティ・ストーンを消し去っていたので、サノスを倒したところで…っていう虚しさしか残りませんでした。
ここで、あれサノス死んじゃった…、どうなるんだ…、と観客を引き込む素晴らしさ。
てっきり今作丸々サノス、サノス、サノス…、だと思ったのですがちゃんと物語として作り込まれていました!
もうみんな自暴自棄になってしまったメンバーの前に、
アントマンことスコット・ラングが【アントマン&ワスプ】のエンドクレジットで取り残された量子世界から帰ってきて合流した事で、タイムトラベルという打開策を立てます。
そう、ここで過去MCUを一通り観てきた人は「おぉ!」っとなるわけです。
過去の作品ほとんどが、インフィニティ・ストーンをめぐる話だったので、過去自分達がインフィニティ・ストーンに近付いた点に戻り奪って帰ってくる「タイム泥棒作戦」という激アツ展開。
なんとか全てのインフィニティ・ストーンを揃え、使用する事で消えてしまった人達が復活するのですが、サノスにこの作戦がバレ、怒った過去のサノスが現代に現れ、もう全て壊して自分が新しい世界を作る事を望み、アベンジャーズと衝突。
この時、前作で消えてしまった人達が復活している事で、過去登場したMCUのキャラクターが勢揃いするのですが、その圧巻たるや、徐々に集まってくるキャラに震えが止まりませんでした!
そして、キャップの一言、「アベンジャーズ!アッセンブル!」で、もうちびってしまうんじゃないかってぐらいの感動が押し寄せてきました。
この後、前作の【アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー】でドクター・ストレンジが示した1400万605通りの未来の内の唯一の勝利の仕方により、トニー・スタークは命を失うのですが、この展開で「あぁ…、本当に一つのフィナーレ」なんだなと寂しくも拍手を送らずにはいられませんでした。
さらに、「あぁ…、マジで終わる…」と寂しくも格好良かったのが、キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャース。
集めたインフィニティ・ストーンを返却しに過去に戻るのですが、帰って来ないんですよね。
そして湖のほとりに目を向けると老人が…。
そう、スティーブは氷漬けにあった期間分の過去を生きてきたのでした。
もう涙と鼻水で顔がぐちゃぐちゃや!
ありがとうアベンジャーズ!
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特別版パンフレットと先着来場者特典
感想のBADの部分でも書きましたが、特別版パンフレットというものが用意されています。
基本的な部分は通常版と変わらないのですが、
12ページの特典グラビア、両面印刷の特製スリーブケース、そのケースをとめる為に貼られている数種類のキャラクターアイコンシールが付いた豪華版です。
価格も1,080円(税込)で通常版より200円ほど高いだけですので、あったら買いの商品だと思いますが、この記事を書いている現在もうどこも買えないのではと思います。
もう少し販売の方法を考えて欲しいですよね。
もしくは、
「限定パンフ買うので明日有給休暇取ります!」が当たり前の社会になって欲しいです。
また先着来場者特典として、クーナッツというものが配布されています。
全6種で以下のラインナップ。
アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルク、ブラック・ウィドウ、ホークアイ
どれが出るかは開封してからのお楽しみ。
ちなみに私は、特別版パンフレットのアイコンシールもクーナッツもアイアンマンという、私にとって最高の引きのよさ!!
まとめ
【アベンジャーズ/エンドゲーム】を観てきました。
MCUの22作目、アベンジャーズの4作目であり、インフィニティ・サーガのフィナーレ(厳密にはもう1作品スパイダーマンがありますが)という今作。
好きな人と、興味のない人の温度差が大きい作品ですが、ちょっとしたお祭り騒ぎになっていますね。
終わってしまう寂しさみたいなものもありますが、私にとっては、生きているうちにこの作品が公開されて良かった!!
そう思う作品でした。
興味のある方は、劇場でアッセンブル!!
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