鬼滅の刃。
原作は、週刊少年ジャンプで2016年11号から2020年24号まで連載された吾峠呼世晴先生による漫画。
今回は、そんな話題の映画【劇場版 鬼滅の刃 無限列車編】を観てきましたので、感想やら思ったことを書いていきたいと思いますので、興味を持ってくれた方、映画を観に行こうか迷っている方、是非見ていっていただけると幸いです。
私はジャンプに関しては毎号楽しみに読んでいるので、鬼滅の刃も連載がスタートした頃から知ってはいましたが、あまり好きなタッチの絵ではなかったということで、時々流し読みしていたぐらいでした。
しかし、昨今の鬼滅ブームにより、本格的に気になり始めましたので、現在はアニメを全話見たという状況です。
ようするに、“にわか”という存在ですね。
今回、その辺り、にわかでも楽しめる劇場版なのかという部分もあわせてお伝え出来たらいいなと思います。
ネタバレ感想をご覧になりたい方はそちらを展開させてご覧下さい。
【劇場版 鬼滅の刃 無限列車編】の基本情報
監督:外崎春雄
公開日:2020年10月16日
上映時間:117分
あらすじ
蝶屋敷での修行を終えた炭治郎たちは、次なる任務の地、《無限列車》に到着する。
そこでは、短時間のうちに四十人以上もの人が行方不明になっているという。
禰豆子を連れた炭治郎と善逸、伊之助の一行は、鬼殺隊最強の剣士である《柱》のひとり、炎柱の煉獄杏寿郎と合流し、闇を往く《無限列車》の中で、鬼と立ち向かうのだった。
出典:公式ホームページ
感想
GOOD
まず率直ににわかファン目線でも楽しめました!!
開始直後にまず私がいいと思ったのが、
大体この手の作品、この劇場版が初めての鬼滅の刃という方の助け舟として、冒頭にちょっとしたあらすじや目的の説明があると思うのですが、それがない!!
そしてそれがいい!
物語は単純に笑いあり涙ありで楽しめ、少年漫画らしいバトルシーンは迫力満点で魅せ方も最高!
特にバトルシーンは圧巻。
炭治郎たちのバトルシーン、煉獄さんのバトルシーン、圧倒的な実力差を上手い事表現できているのに、どちらもハラハラドキドキの迫力で楽しめるのは凄いとしか言えません。
そこに声を乗せている声優さんの演技と技術も素晴らしいからできる事でしょう。
BAD
映画として、一つの作品としての鑑賞と考えると、色々と考えてしまうところはありますが、そういった趣向の作品ではないのでその辺は割愛します。
悪いところがあるとすれば、原作の悪い部分になってくるのですが、むしろ原作の悪い部分をいい感じにしてくれているこのアニメ制作陣の凄さがうかがえる不思議な作品でした。
THINK
今回原作から切り取られた部分、コミックスの巻数でいうと2冊ないぐらいの量なんですよね。
だいたいこういう原作があるものを映像化するときって、アニメ化にしても実写化にしても無茶な詰め込み方をしたり、原作をろくに知らない監督がいらないアレンジを噛ましてきたりと、原作のいいところが無くなって、ファンもそうじゃない人も誰も楽しめなくなるパターンが多い中、ファンにいかに寄り添った作品を作っているかが伺えます。
まさに炭治郎の戦い方そのもの。
私が好きだった漫画や小説が原作のものが、今までどれだけ映像化することで原作を蹂躙されてきたか…。
こんなにファンが羨ましい作品他にはありませんでした。
まとめ
にわかファンが【劇場版 鬼滅の刃 無限列車編】を観てきました。
結論から言いますと、
ただ、アニメもしくはコミックの7巻ぐらいまでは全話見てからの鑑賞がいいと思います。
今回入場者特典で「煉獄零巻」と「吾峠呼世晴先生イラスト特製ぬり絵」がもらえました。
コロナ禍で映画にもなかなか行けなかった中、まだポップコーンを食べながらの鑑賞は出来ませんが、久しぶりの映画館は最高でした!